日本で最大の釧路湿原
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釧路湿原は、手つかずの自然が残る日本最大の湿原国立公園です。季節によりタンチョウや多種多様な動植物に出会えます。
北海道東部に広がる釧路湿原は、日本最大の湿原国立公園です。広大な平野に広がる湿原は、約3000年前から形成されたと言われる貴重な自然が残されており、ラムサール条約にも登録されています。特別天然記念物のタンチョウをはじめ、エゾシカやキタキツネなど多種多様な動植物が生息しており、その雄大な景色と豊かな生態系は、訪れる人々を魅了します。北海道の大自然を体感したい観光客にぜひ訪れてほしい場所です。
釧路湿原の魅力を体感するには、いくつかの展望台やビジターセンターからアクセスするのがおすすめです。釧路市湿原展望台は、湿原全体を見渡せる絶好のビューポイントで、タワーからは360度のパノラマが楽しめます。また、塘路湖エコミュージアムセンター「あるこっと」や温根内ビジターセンターでは、湿原の成り立ちや動植物について学ぶことができます。特に、釧路湿原駅から塘路駅までをゆっくり走る観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」に乗車すれば、車窓から湿原の雄大な景色を間近で満喫できます。
湿原内には木道が整備されており、湿原の自然を間近に感じながら散策することも可能です。春には新緑、夏には花々、秋には紅葉、冬には雪景色と、四季折々に異なる表情を見せる釧路湿原は、いつ訪れても新たな感動を与えてくれます。手つかずの自然が残るこの地で、地球の生命力を感じることができます。
【豆知識】
釧路湿原は、約6,000年前までは海底だった場所が、海が後退し淡水の湖となり、長い年月をかけて泥炭が堆積して現在の湿原が形成されました。湿原の地下には、泥炭層が厚く堆積しており、それが水を蓄え、豊かな生態系を育んでいます。
【穴場スポット情報】
釧路市湿原展望台から続く木道を歩くと、「北斗展望台園地(サテライト展望台)」という穴場的な展望台があります。ここは比較的空いており、より静かに湿原の風景を眺めることができます。また、カヌーやカヤックで釧路川を下るツアーに参加すれば、湿原の奥深くまで入り込み、水面からしか見られない景色や野生動物との出会いを楽しむことができます。
[入場料]
釧路湿原国立公園への入園は無料です。
釧路市湿原展望台:大人480円、高校生250円、小中学生120円
くしろ湿原ノロッコ号:乗車区間による(例:釧路~塘路 大人1,520円、小人半額 ※乗車券680円+指定席券840円)
[営業時間]
釧路市湿原展望台:5月1日~10月31日 8:30~18:00、11月1日~4月30日 9:00~17:00
温根内ビジターセンター:4月~10月 9:00~17:00、11月~3月 9:00~16:00
塘路湖エコミュージアムセンター「あるこっと」:4月~10月 10:00~17:00、11月~3月 10:00~16:00
※各施設で異なるため、訪れる前に公式サイトで確認推奨。
[定休日]
釧路湿原国立公園:通年開放
釧路市湿原展望台:年末年始(12月31日~1月3日)
温根内ビジターセンター:火曜日、年末年始
塘路湖エコミュージアムセンター「あるこっと」:水曜日、年末年始
※各施設で異なるため、訪れる前に公式サイトで確認推奨。
[駐車場]
各展望台・ビジターセンターに無料駐車場が完備されています。
釧路市湿原展望台:無料(普通車108台、バス7台、身障者専用3台)
- カテゴリ
- 道東|絶景|湿原
- 場所
- 北海道釧路市北斗6−11
- 公式サイト
- https://www.env.go.jp/park/kushiro/
- TEL
- 0154-56-2424
(※情報が古い場合があります。最新&正確な情報は該当のオフィシャルサイトならび電話にてご確認ください。)