日本哀愁遺産 - 国道53号の廃墟ドライブイン
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岡山県久米南町の国道53号沿いには、かつての賑わいを偲ばせる廃墟のドライブインが存在し、「日本哀愁遺産」とも称されます。その独特の雰囲気が、廃墟愛好家や一部の観光客の関心を集めています。
この廃墟は、かつて「ドライブイン一の丸」として営業していた城郭風の建物で、1977年に開業しました。国道53号は岡山と鳥取を結ぶ主要幹線道路であり、当時は多くのドライバーや団体客が利用したと推測されます。しかし、時代の流れとともにその役割を終え、現在は朽ちかけた姿で存在しています。窓は割れ、壁は色褪せ、植物に覆われつつある姿は、栄枯盛衰を感じさせ、見る者に郷愁を誘います。夜間は特にその姿が際立ち、独特の雰囲気を醸し出しています。
近年、SNSや廃墟ブームの影響で、特定の層からは「日本哀愁遺産」として注目されていますが、あくまで廃墟であり、建物の老朽化も進んでいます。そのため、立ち入りは非常に危険であり、安全確保のためにも内部への侵入は避けるべきです。あくまで外観を鑑賞するに留め、当時の賑わいを想像しながら、その哀愁ある姿を遠くから見守ることをお勧めします。道の駅くめなんも近くにあるので、そちらに立ち寄るついでに、車窓から眺めるのが良いでしょう。
廃墟であり、立ち入りは危険かつ禁止されています。
- カテゴリ
- 国道53号|景観|日本哀愁遺産
- 場所
- 岡山県岡山市北区建部町
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