修善寺温泉 筥湯（はこゆ）

修善寺温泉 筥湯は、伊豆市修善寺温泉街の中心に位置する歴史ある公衆浴場です。弘法大師が独鈷で岩を打ち温泉を湧出させたと伝わる「独鈷の湯」を望む立地が魅力で、風情ある木造建築の外観は写真映えも抜群。館内は檜の香り漂うシンプルな造りで、天井が高く開放感があります。

湯船には加水・加温なしの掛け流し湯と、衛生管理のための循環ろ過を併用した温泉が満たされ、柔らかな肌触りと適度な湯温が特徴です。観光はもちろん地元の人々にも親しまれており、湯上がりには隣接する足湯や温泉街の散策と合わせて本物の温泉情緒を味わえます。２階には「仰空楼」と呼ばれる展望スペースがあり、湯屋越しに修善寺の街並みを眺めることも可能です。

日帰り利用に最適な手軽さと歴史的趣きを兼ね備え、竹林の小径や独鈷の湯散策とセットで訪れるのがおすすめです。