中津万象園・丸亀美術館

中津万象園は、1688年に、丸亀藩主京極家の別館として築庭されました。白砂青松の海浜に続いて1500余本の矮松を植え、庭の中心には京極家先祖の地である近江の琵琶湖を形どった八景池を置いています。
樹齢約600年といわれる「大傘松」は圧巻の存在感を放ちます。
園内に併設された「懐風亭」では、食事をすることも可能です。

併設の丸亀美術館は、庭園の景観に調和する数寄屋風建築で、バルビゾン派の絵画や、日本の画家による作品が展示されています。自然を愛し、自然に没入した画家たちの真髄を味わえる空間です。また、陶器館では、紀元前2500年頃から13世紀までの彩文土器や陶器・ガラス器などが展示されており、オリエント地域の美術にも触れることができます。