独創的建築！横浜港大さん橋国際客船ターミナル

「くじらのせなか」の愛称で親しまれる大さん橋は、2002年に完成した現在の建物で7代目。柱や梁のない広大な内部空間と、ウッドデッキと芝生で覆われた屋上広場が特徴です。坂道のようなスロープが各階層を結び、建物全体が回遊性のある設計となっており、まるで巨大な船の上を散策しているかのような不思議な感覚を味わえます。建物自体がアート作品のような存在で、その建築美も大きな魅力です。

ターミナル内には、ショップやカフェも併設されており、休憩やお土産探しにも便利です。また、イベントが開催されることも多く、訪れるたびに新しい発見があるかもしれません。横浜の中心部に位置し、みなとみらいや赤レンガ倉庫といった人気観光地からもアクセスが良く、横浜散策の拠点としても最適です。


【豆知識】
大さん橋の現在の建物は、国際デザインコンペで世界41カ国から660作品の中から選ばれたデザインです。内部の柱や梁がない大空間は、薄い鉄板を折り紙のように組み合わせた「折板構造」という特殊な工法で実現されています。