圧巻の階段486段！土合駅

土合駅は、群馬県利根郡みなかみ町に位置するJR上越線の駅で、「日本一のモグラ駅」として知られています。その名の通り、下りホームが新清水トンネル内の地下約82メートルにあり、地上駅舎からホームまで486段（462段の階段と24段）もの長い階段を降りていくという、全国的にも非常に珍しい構造が特徴です。特に、そのノスタルジックな駅舎と、薄暗い階段が続く様は、まるで異世界への入り口のようで、鉄道ファンだけでなく、多くの観光客を魅了しています。

この駅の最大の魅力は、その秘境感あふれる非日常的な体験にあります。長い階段を下りていくにつれて、ひんやりとした空気が肌を包み込み、地下深くに列車が到着する音や、トンネルの響きが独特の雰囲気を醸し出します。まるで冒険をしているかのような感覚で、他の駅では味わえない特別な時間を過ごせます。レトロな駅舎は、映画やドラマのロケ地としても使われることがあり、その独特の雰囲気が人気を集めています。

駅は基本的には無人駅です。かつてエレベーターも作る予定はあったようですが、今後も作れれることもは無いようです。

土合駅は、谷川岳の登山口の一つとして利用されており、登山客で賑わいます。また、近年では、その独特の雰囲気から、鉄道ファンや観光客にも人気を集めています。