葛西臨海水族園

葛西臨海水族園は、東京湾に面した葛西臨海公園内の人気スポット。ガラスドームをくぐって地下へ進むと、2,200トンのドーナツ型マグロ回遊水槽をはじめ、スケールの大きな展示が連なります。都心にいながら海の生態を学べ、写真映えも抜群。屋内中心の導線で雨の日でも安心して楽しめます。

順路では「世界の海」「深海」「渚の生物」「東京の海」へ視点が切り替わり、海の多様性を立体的に体感できます。「東京の海」では、小笠原や伊豆七島の外洋から、東京湾の外湾・内湾、干潟まで、都内の海環境を再現。水槽に差す光と流れの表情が伝わり、初めてでも理解しやすい構成です。

屋外に面した国内最大級の「ペンギンの生態」では、オウサマ・ミナミイワトビ・フンボルト・フェアリーの4種を飼育。エサやり見学やスタッフ解説、企画展示、バックヤード系体験も充実し、子どもから大人まで飽きません。夏季は“夕涼み”などの開園延長日があり、園内の夜景とあわせたナイトプランにも組み込みやすい施設です。


【お役立ち懸念点】
東京都は2028年3月の新水族園オープンに向けて葛西臨海水族園のリニューアルを進めており、一部エリアが閉鎖されています。
葛西臨海水族園は東京都立の公立施設で、民間水族館に比べ入園料が安く教育・研究を重視しており、派手なショーやアトラクションは少ない一方、料金の安さや学習展示の充実、落ち着いた観覧環境がメリットである反面、イルカショーなど娯楽性や接客・演出面の華やかさでは民間施設に劣る場合がありますが、見応えは十分にあります。