世界文化遺産の姫路城

姫路城は、1601年～1609年に池田輝政によって大改築が行われ、400年以上の歴史を持つ壮麗な城として完成しました。大天守をはじめとする83の建造物が国宝や重要文化財に指定され、その多くが現存しています。白い漆喰壁が特徴的な天守群は、戦国時代の大規模な戦火を奇跡的に免れたことから「不戦の城」とも呼ばれています。城内は、複雑に入り組んだ石垣や防御用の仕掛けを備えた通路など、見どころが満載で、当時の築城技術の高さを体感できます。

天守閣内部を巡ると、当時の武士たちの暮らしぶりや城の構造を詳しく学ぶことができます。最上階からは姫路の市街地や遠くに瀬戸内海の島々を一望でき、その絶景は圧巻です。また、天守の南側に隣接する「好古園」は大名庭園として整備されており、四季折々に美しい日本庭園を楽しめます。

姫路城は大天守保存修理を2015年3月に終え、天守閣が白く生まれ変わりました。

改修後のあまりにも白いが目立つようになったことからいろいろ物議をよんでいるそうですが、別名「白鷺城（しらさぎじょう）」とも言われ白漆喰の白から来ているという説があるそうで、白いのが本来の姿だとか。

しかも、白い状態は長くは続かないらしく、写真の残すなら今がチャンスだそうです。
そういわれると、白であることが良いようにも感じてきました。近くでみるとさらに綺麗ですよ。

入り口付近にある「姫路市立動物園」は入場料大人200円・子供30円と格安でいろいろな動物が見れるので、小さな子供連れに家族にオススメです。

また、車で２０分ほどのところに、トムクルーズ主演の映画「ラストサムライ」のロケ地としても有名な書写山圓教寺があるので、時間のある方はそちらもぜひどうぞ。


【穴場スポット情報】
姫路城を正面から一望できる穴場スポットとして、「イーグレひめじ屋上展望庭園」があります。大手前公園の南側にある複合施設「イーグレひめじ」の5階屋上にあり、入場無料で利用できます。ベンチもあり、ゆっくりと城を眺めるのに最適です。