日本三天満宮で最古の防府天満宮

防府天満宮は、福岡の太宰府天満宮、京都の北野天満宮と並び「日本三天満宮」と称される由緒ある神社です。菅原道真公が太宰府へ左遷される道中、この地で滞在した際に、道真公の生前の想いを込めて創建されました。そのため、日本で最初に創建された天満宮とされ、「日本最初の天神さま」として篤い信仰を集めています。境内には、道真公がこよなく愛した梅の木が約1100本植えられており、例年2月下旬から3月上旬にかけて美しい花を咲かせ、訪れる人々を魅了します。

広大な敷地には、本殿をはじめ、歴史を感じさせる多くの建造物が点在しています。特に、大石段から見下ろす参道の眺めは圧巻で、春には大石段に数百の花鉢を並べた「花回廊」が設置され、見事な景観を作り出します。また、秋には勇壮な「御神幸祭（裸坊祭）」が開催され、多くの裸の男たちが御網代を担ぎ、防府の街を練り歩く姿は圧烈です。

春風楼からの展望も良いです。
参道にあるお店の天神餅が素朴な味わいで美味しいのでぜひどうぞ。

駐車場は天満宮の北東裏側にあります。