俵山温泉 町の湯源泉

俵山温泉の原点「町の湯」は、施設敷地内から湧く泉をそのまま注ぐ源泉かけ流し。源泉はアルカリ性単純温泉（pH9.9）41度の柔らかな肌当たりで、神経痛・関節痛・冷え性・疲労回復などへの適応症が案内されています。
旅館街の真ん中に佇む素朴な共同浴場で、湯船と脱衣所のみというシンプルさが“湯治の町”の空気を今に伝えます。
白猿の湯と町の湯の2つの日帰り湯があります。

俵山温泉は、宿に内湯を持たず外湯（共同浴場）を使う独自の文化が残ることで知られ、全国的にも稀な“外湯文化”の地域資産に選ばれています。湯の鮮度と清潔を最優先に受け継がれてきた歴史は江戸期の湯治場にさかのぼり、今も地元客と旅人が自然に交わる温かなコミュニティを形づくっています。初めてなら、まず町の湯で“俵山の素の湯”を体感するのがおすすめ。